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モンステラprofile

モンステラとは

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科名  :サトイモ科      
属名  :モンステラ属
学名  :m.deliciosa
別名  :ホウライショウ属
原産地 :熱帯アメリカ    
種類  :
草丈  :2m~6メートル   
収穫時期:6月~10月
難易度 :普通3       
用途  :鉢植え 
花言葉 :「うれしい便り」「壮大な計画」「深い関係」
耐寒性 :弱い


特徴

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 モンステラはアメリカの熱帯地域に30種類ほどが分布します。つるが伸びる植物で、生長するにつれてフチから葉脈にかけて深い切れ込みや穴ができて、独特のおもしろい形の葉になります。茎が木質化(木の表面のようにごつごつとした感じになる)して、気根(空気中に伸ばす根)をたくさん出します。

モンステラはうっそうとしたジャングルに生えているため、耐陰性があります。そのため、すこし暗い室内程度なら生長することができます。薄暗いジャングルで怪物に見えたりしたことからモンステラ(ラテン語の怪物)と言われたのが名前の由来と言われています。

 ハワイは大きいモンステラが多く存在します。
モンステラの葉は成長するにつれて穴があき、その穴から太陽の光が射し込むことから、「希望の光を導く」と言い伝えられているそうです。

品種・仲間

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デリシオサ〔M. deliciosa〕
モンステラの中でも代表的な品種のひとつで、単に「モンステラ」というとこの種を指すことが多いです。モンステラと言われる大きい葉のものはこのデリシオサです。メキシコ~中央アメリカ原産でつるの長さは5~6m、葉の大きさは80cmにもなる大型種。植物園などでよく見かける。別名ホウライショウ(蓬莱蕉)、デンシンラン(電信蘭)。

花は長さ20cmほどの棒状の肉穂花序(にくすいかじょ)とその周りをくるむように付く仏炎苞(ぶつえんほう)から成ります。肉穂花序は花後1年くらいで完熟して芯に実がたくさん付いたトウモロコシ状になって甘酸っぱい香りを漂わせ、食用と成ります。この植物に付けられたデリシオサという種名は「美味」という意味なので、食味はよいかもしれません。

アダンソニー〔M. adansonii〕
観葉植物で一般的に育てられている品種。上記の「デリシオサ」に形は似ていますが、葉がやや小さく切り込みが左右非対称などの特長があります。ヒメモンステラの別名があります。
 そして私が育てているものもほとんどがこのアンダンソニーです。
葉に不規則な斑の入る変種'バリエガタ' などがあります。

フリードリッヒスターリー〔M. friedrichsthalii〕
モンステラの仲間の内では小型の部類にはいります。葉に多数の穴が開き、その姿から「マドカズラ」の別名があります。ややコンパクトに育つので観葉植物の鉢植えとして流通しています。


モンステラの育て方

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モンステラは高温多湿のジャングル育ちの植物です。高温多湿には強いのですが直射日光には弱いようです。
 モンステラの葉っぱが割れる理由は定かでは有りませんが、直射日光を避ける為に割れていると言う説も有る様です。
 モンステラの葉っぱは割れなくなる事も有ります。理由は日光不足みたいで葉っぱが割れないのが上の説だとするとその説も合っているかも知れませんね。
 ジャングルは高温多湿ですが、他の植物が多く直射日光は当たらないみたいです。このイメージで置く場所を考えてみれば置く場所も判ると思います。
 低温には弱いので5℃以下に成る様であれば室内に入れましょう。 


置く場所
高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫です。 ただし、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動してください。

強い直射日光を嫌うので、夏は明るい日陰に置きましょう。冬はガラス越しの日光の当たる場所、春と秋はレースのカーテン越しのようなやわらかい日射しがちょうど良いです。暗い日陰ですと茎がひょろひょろに伸びて弱々しくなってしまいます。日射しが強いと葉が焼けて部分的に枯れます。

 
 熱帯性の植物で、暑さには非常に強いのですが、寒いのは少し苦手です。冬でも5℃程度の気温が保てれば枯れることはありませんが、ベランダなどで育てている場合は室内に取り込みましょう。モンステラは葉っぱが大きい物が多いので、室内で育てているとどうしてもホコリがたまりやすくなります。気づいたときに時々水で濡らしたティッシュなどで葉の表面を軽く拭いてあげましょう。



用土 
モンステラは高温多湿を好みますが、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。
 そのため、出来るだけ水はけの良い土を使うのをおすすめします。
市販の観葉植物の培養土で問題ありませんが、自分でブレンドする場合は、赤玉土6:腐葉土2:川砂2の割合で混ぜた土を使います。川砂を混ぜて水はけを良くするのがコツです。生育環境に合わせて微調整してください。
また、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うことでコバエの発生を防ぐことが出来ます。


肥料
 肥料は植え付ける際に土の中にゆっくりと効くタイプの肥料を混ぜ込みます。冬場の成長が緩慢になるときに肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので、春~秋の成長期に与えるようにします。
 5~9月の生育期に適正な濃度に希釈した液体肥料を10日に1回与えるか観葉植物用の固形肥料を株の大きさに応じて2ヶ月に1回くらい与えます。有機肥料ではなく、化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
 あまり肥料を与えすぎると大きくなりますので、室内でコンパクトに育てたい場合はひかえめにしても良いでしょう。



水やり

夏は特に乾きやすいので土の乾き具合を見つつ、毎日水を与えます(土が湿っているようでしたら与えなくてもいいです)水の与え過ぎで根腐れしないように注意しましょう。葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどでするようにしましょう。気温が約10℃以上のとき

 春、秋は土の表面を触ってみて湿り気を感じないようでしたら水を与えましょう。冬は寒さで生育が緩慢になるのであまり水を必要としません。土の表面が乾いて更に2~3日経過してから水を当たるようにします。モンステラを乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来ます。気温が10℃以下のとき

植え替え
モンテスラの育て方のポイントの一つ、大きさを維持すには、育てやすい大きさに合わせ、切り戻しや株分け、植え替えで大きさを維持します。また、下葉が落ちた株や、姿が乱れてきた株は思い切って株元近くまで切り戻し、5月上旬~9月上旬に植え替えます。

増やし方

さし木、茎伏せでふやすことができます。さし木は気温が20℃くらい保てて湿度が高い時期が適期で成功しやすいです。梅雨の6月~7月頃が良いです。
 さし木は気根の付いた茎を葉が3~4枚ついている部分もしくは1~2節を目安に切り取り、土に植え込みます。
 乾燥させないように気を付けて育てると1ヶ月くらいで根が出てきます。葉が大きすぎる場合は葉を半分くらいの大きさに切っても良いでしょう。そうすることで葉の表面から蒸発する水分の量を抑えて(葉の面積が小さくなるので)、根が出やすくなります。

 茎を横に寝かせて用土に半分くらい埋める「茎伏せ」も可能です。



管理
 モンステラの葉は大きく、広いためホコリが積もりやすいです。そのため、2、3日に一回程度のペースで掃除してください。また、枯れた葉などを取り除いて下さい。
 モンステラの茎葉に含まれる汁には毒性のある「蓚酸(しゅうさん)カルシウム」という成分が含まれています。この成分には皮膚をかぶれさせたり粘膜付くと炎症を起こすなどの症状があります。また、犬や猫が間違って食べないように注意が必要です。特に切り戻しなどの作業の際には注意するようにしましょう。


ガーデン アイテム

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ウッドデッキ

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