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つるありスナックエンドウprofile

つるありスナックエンドウとは

活動報告写真

科名  :マメ科     
属名  :エンドウ属
学名  :
Pisum sativum L
別名  :エンドウ
原産地 :中央アジアから中近東
種類  :
草丈  :120㎝以上   
収穫時期:5月~7月
難易度 :普通2 発芽20度前後 育成適温15度~20度      
用途  :
花言葉 :
耐寒性 :強い


特徴

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 花には、白花種と紅花種があります。つるが伸びる「つるあり種」と、つるが伸びないわい性の「つるなし種」がありますが、つるあり種の方が長い間収穫が楽しめます。
 ビタミンCに富み、ビタミンA、B1
食物繊維も多く、ミネラル分も豊富な緑黄色野菜です。エンドウには、未熟なサヤを食べるサヤエンドウや豆を大きくしてサヤごと食べるスナックエンドウ、サヤの中の豆を食べる実エンドウ(グリーンピース)の3種類があります。
 ソラマメと同じく、連作を嫌う上に、特にサヤエンドウは家庭菜園では収穫期間が短いのですが、採れば採るほど収穫量が増え、少ない株数でも一家に十分な量が収穫できるので、ぜひ作ってほしい野菜です。
 
つるあり種は草丈が120cm以上と高くなり、長い支柱が必要になります。つるが長い分、収穫量は多くなります。つるなし種は草丈60~70cmとコンパクトに育ちますが、やはり支柱は必要です。つるが短い分、収穫までの期間は短く早く収穫できますが、収穫量はやや少なめです。エンドウもソラマメと同様に、発芽時に子葉を地下に残して出芽する地下子葉植物です。

 


スナックエンドウの育て方

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 エンドウは冷涼を好み、15~20℃が生育の適温です。低温に強く、幼苗は4~7℃の低温に耐えます。低温にあたることで花芽の分化が進むことから、秋まき春採り栽培が一般的ですが、株が大きくなると耐寒性が失われてきますので早まきは避けましょう。酸性土壌に特に弱いので、必ず苦土石灰を施して土壌酸度を中和しておきます。また連作を大変嫌いますので、少なくとも3~4年以上エンドウを栽培していない場所を選びます。過湿にも弱く、土壌水分の多いところでは、根腐れを起こし生育が悪くなりますので水はけに心がけましょう。


植えつけ
 

 用土は酸性土を嫌うので苦土石灰を1平方メートル当たり3~4握り(150~200g)を施用して酸性を矯正します。完熟堆肥は1平方メートル当たり約1.5kg、化成肥料(N:P:K=8:8:8)は1握り(約50g)、過リン酸石灰は軽く1握り(約30g)とします。
 植え替え・植え付け
 ポットがすっぽり入る位に植え穴をあけ、根鉢の土をくずさないように注意して苗を植えつけます。植えつけた後はしっかりと水をやりましょう。

 植え付けは株と株の間を30cm程度空けます。
 

 


場所
 
エンドウは冷涼を好み、15~20℃が生育の適温です。支柱やネット張りは、つるや葉に十分に光が当たるようにするために重要です。つるなし種でも支柱は立てます。追肥をしたら、つるが本格的に伸びる前に、支柱を立てて園芸用ネットをスクリーン状に張ります。
 つるの誘引にネットは最適ですが、ネットがたるんでいると株が風で揺らされて生育が悪くなるので注意します。 気温が高くなり25℃を超えると莢の着生が低下して、生育も悪くなります。高温期での栽培は避けてください。


水やり

 水分の多い土を嫌うスナップエンドウは、水のやり過ぎにも注意が必要です。
 鉢やプランターで育てている場合は表面が乾いてから、たっぷり水やりを行いましょう。
 地植えの場合は、葉っぱが萎れてきたと感じたら水をやります。晴天日が続いて土壌が乾燥した場合は株元に積極的にかん水します。

 


肥料

 追肥は秋まきではタネまき1カ月後と開花前に、春まき・夏まきでは開花後と収穫最盛期に施します。その後は収穫終了まで1カ月ごとに追肥します。
 追肥は花が咲いて莢が成りだしたころから1㎡あたり化成肥料50gを数回施すのが一般的です。おおよその時期は、

第1回目:春になりつるが伸び始めた頃。
第2回目:花が咲き始めた頃。
第3回目:莢が成り始めた頃。
それ以後は、株の状態を見ながら追肥します。


増やし方

 種蒔き

 

種蒔き

 最低3~4年間エンドウを作ったことがない畑を選び、タネまきの2週間以上前に必ず苦土石灰を全面に散布してよく耕します。 タネまきの1週間以上前に堆肥と元肥を施して再度耕し、タネまきまでに畝をつくります。水はけの悪いところは高畝にします。酸性土を嫌うので苦土石灰を1平方メートル当たり3~4握り(150~200g)を施用して酸性を矯正します。完熟堆肥は1平方メートル当たり約1.5kg、化成肥料(N:P:K=8:8:8)は1握り(約50g)、過リン酸石灰は軽く1握り(約30g)とします。


管理

 スナックエンドウは実が十分にふくらみ、サヤがまだ緑色をしている時に収穫をします。
 晴天日が続いて土壌が乾燥した場合は株元に積極的にかん水します。開花期以降に土壌が乾燥すると花が流れてしてしまい、収量が減少します。
 収穫が始まるとうどんこ病が発生しやすくなります。適切に農薬などで防除することで長期間の収穫が楽しめます。
 早めに収穫する方が株を疲れさせず多収になります。
 間引きは本葉3枚ほどのときに1本間引いて、2本立ちにしましょう。
 ツルを伸ばしっぱなしにしていると、スナップエンドウのみ実つきが悪くなってしまったり味が落ちてしまったりすることも。
 根元から伸びる親ヅルと、そこから伸びる子ヅルは残し、孫ヅルは早めに摘心していきましょう。

病害虫
 

 水はけが悪いと生育初期に立枯病が出ることがあります。また、収穫期の後半のうどんこ病の発生を少しでも遅らせることが、収量を上げるポイントです。
 害虫はウイルスを媒介するアブラムシを早期駆除し、ハモグリバエは発生初期に速効性の殺虫剤を株全体に散布します。
 葉や花が白く粉を吹いたようになるうどんこ病や、ウイルス病を媒介するアブラムシがよく発生します。これらはチッ素肥料が多いと出やすい傾向があるので、肥料の量には注意します。前作(夏作)で追肥をしている場合は、肥料は標準の半量程度と少なめにします。
 そして、うどんこ病の発生をできるだけ抑えるためには、つるが込んできたら整枝して風通しをよくしたり、高温乾燥時には草勢が衰えないように水を切らさないようにしましょう。
 
 アブラムシは早期発見、早期駆除が鉄則ですが、光るものを嫌う習性を利用して、シルバーのマルチフィルムを張ると発生を少なくできます。
また、栽培の後半には、エンドウハモグリバエの幼虫が付くことがあります。これは、葉に白い線を描いたような模様が出るのですぐに分かります。大した被害にはならないので、通常は特別な対応はいりませんが、被害葉の白い線の中に幼虫や蛹(さなぎ)がいるので、つまんで畑から持ち出して処分します。気になる場合は初期に速効性の殺虫剤を株全体に散布します。


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